かみのやま温泉「花明りの宿月の池」｜幻想的な光に包まれる癒しの温泉時間

その名のとおり、宿全体がやさしい“花明かり”に包まれていて、まるで物語の中に迷い込んだような非日常の空間。

今回はその魅力をたっぷりとご紹介します！

◆ 花明かりが照らす幻想空間

宿の玄関をくぐった瞬間から、別世界が広がっていました。
館内の随所に灯る花をモチーフにした柔らかい照明が、優しい光を放ちます。

ロビー、廊下、ラウンジ、そして客室…。
すべてが“和の美”に溢れていて、心がじんわりとほどけていくのが分かりました。

特に夜のライトアップは本当に幻想的で、どこを切り取ってもフォトジェニック！

私が泊まったのは、露天風呂付きの和洋室。
畳の上でくつろぎながら、大きな窓からは中庭の灯りが見えて、まるで一枚の絵画のよう。

お部屋の露天風呂も源泉かけ流しで、お湯に浸かりながら星空を見上げる時間は、まさに極上の癒しでした。

大浴場「月下美人」は、青森ヒバを使った内湯と、石造りの露天風呂があり、肌に優しい泉質でポカポカに。

貸切風呂も複数あり、それぞれに趣向が異なっているので、カップルや家族連れにもおすすめです。

湯船から見上げる月や花灯りの美しさは、きっと忘れられない思い出になりますよ。

夕食は、旬の山形食材をふんだんに使った創作懐石。
この日は、前菜に山菜の小鉢や鴨のロース煮、メインに山形牛の陶板焼きが登場！

ひと皿ひと皿が美しく盛り付けられていて、味ももちろん大満足。
地元の地酒「秀鳳」や「十四代」とのペアリングも楽しめて、お酒好きにもたまらない内容でした。

朝食も身体にやさしい和定食で、山形名物の「だし」や手づくり豆腐が印象的でした。

宿の随所で感じたのが、「心のこもったおもてなし」。
チェックイン時の笑顔、夕食の際のさりげない気配り、館内の清掃の行き届き具合…

すべてに“人の温かさ”を感じました。
女将さんが丁寧にご挨拶してくださったことも、印象に残っています。

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