料亭湯宿 銀鱗荘

北海道・函館の高台に佇む「料亭湯宿銀鱗荘」は、大正時代の趣をそのままに残した格式高い老舗宿です。かつてニシン漁で栄えた時代に建てられたこの宿は、歴史と伝統を感じさせる佇まい。眼下には函館の美しい海が広がり、特別な時間を過ごすのにふさわしい場所です。

銀鱗荘の建物は、明治時代に北海道で財を成したニシン漁家の別邸を移築したもの。木造の壮麗な建築と、丁寧に手入れされた庭園が見事に調和し、訪れる人を魅了します。館内に足を踏み入れると、重厚な梁や欄間（らんま）が目を引き、まるで時を遡ったような感覚に包まれます。

ロビーや廊下には、歴史的な調度品や美術品が並び、日本の伝統美が随所に感じられます。まさに、時代を超えて愛される和の空間です。

銀鱗荘の温泉は、湯の川温泉の名湯を源泉とし、湯質は肌に優しく、体の芯まで温まると評判です。露天風呂からは津軽海峡を一望でき、朝日に染まる海や、夜には函館の美しい夜景を楽しむことができます。

客室にも専用風呂が付いたタイプがあり、プライベートな空間で贅沢な湯浴みを堪能できます。潮騒を聞きながらのんびりと浸かる温泉は、まさに至福のひとときです。

「銀鱗荘」の魅力の一つは、料亭宿ならではの極上の食事。北海道の旬の食材をふんだんに使用し、職人が一品一品丁寧に仕上げる会席料理が提供されます。

特に、新鮮な海鮮を使った料理は絶品。函館ならではのウニやイクラ、毛ガニ、さらには地元で獲れた旬の魚が美しく盛り付けられ、目でも舌でも楽しめる逸品ばかりです。季節ごとに変わるメニューは、訪れるたびに新たな感動を味わえます。

また、食事は個室または落ち着いた雰囲気の食事処でいただくことができ、贅沢なひとときを演出してくれます。

客室はすべて和の趣を大切にした設計で、畳の香りと静寂に包まれる落ち着いた空間。広縁（ひろえん）からは函館の海や街並みを眺めることができ、時間を忘れてくつろぐことができます。

部屋ごとに異なる意匠が施されており、それぞれの空間に個性があるのも魅力。特に特別室では、歴史ある建築の美しさを間近に感じながら、まるで別世界にいるような贅沢な滞在が楽しめます。

銀鱗荘は、四季折々の美しい景色とともに楽しめる宿です。

また、函館の観光スポットへのアクセスも良好で、朝市や元町エリアの散策、夜景観賞などと合わせて訪れるのもおすすめです。

「料亭湯宿銀鱗荘」は、歴史ある建築、美食、温泉、そして函館の絶景が楽しめる極上の宿。特別な記念日や、大切な人との時間を過ごすのにふさわしい、贅沢な空間が広がっています。

日常を離れ、格式ある和の世界でくつろぐひととき—銀鱗荘で、心に残る旅をしてみませんか？